両忘会には4つの教室があります。その一つの千駄木教室は武者小路千家東京道場内にある広間の朗々亭です。朗々亭を使う稽古では茶花、炭点前、許状物、棚物を総合的に稽古します。
今週末が、千駄木教室今季初の風炉になりますので、今日は風炉の灰と風炉用の炭を準備しました。

まず、風炉に保管していた風炉用の灰を入れます。これはもちろん屋外でしないと灰まみれになりますね。

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灰を入れたら屋内に持ち込んで、

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ざっと押さえたら、ギッチョウを置き釜を据えて灰の高さを点検。炭から釜の底まで指一本半くらいにします。

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こちらが灰を押さえるための灰匙類。
案外役立つのは、小筆。灰はキワが綺麗に仕上がっていることが大切ですから、小筆でキワを決めるわけです。
古い茶筅を、ギッチョウの丈に切って、灰の高さのチェックに使うのも便利。

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あらかた仕上がりました。

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前瓦を入れて、崩れた灰を押さえ直せば概成。ここまで30分。
あとは千駄木に運んだあと仕上げの押さえをして完成となります。

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炭は箱炭斗に一杯分を洗って2日ほど陰干ししたものを。僕は月に一度、使った炭だけ補充しています。炭を洗うのは、古い歯ブラシを使っています。炭の洗いは、流水で洗い、仕上げに塩水にザブンとつけてからベランダの日陰で干します。
炭は洗わないと炭粉がはぜたり、ガスが出たりしますから、洗いは大切な準備です。

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武者小路千家流特有の車炭は胴炭を厚さ2センチに切って使っています。薄いので慣れないと切っている途中で割れてしまいますよ。

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こうした、水屋の支度をしっかり整えなければ稽古はできません。