両忘会では、毎年8月上旬は非勝手点前の稽古を繰り返します。

非勝手では点前帛紗は右腰につけ、帛紗の払いの所作は右膝外側で行い、建水も右手で持ち、茶巾を釜に置く手も左でします。

しかしながら、茶入棗の清めは本勝手に同じですし、釜の蓋の開け閉めも右手でしますね。

非勝手と言っても鏡のように完全に左右逆にするわけではありませんね。つまり本勝手でなぜそう所作するのかを理解していなければ、頭が大混乱するわけです。また客側に手の内をさらけ出してしまうので、正確に動作しているか否かがモロに見えてしまいます。

つまり暑くて頭の鈍る盛夏にあえて非勝手を稽古することにより、所作の理解度と正確性をチェックするわけです。

非勝手薄茶点前

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非勝手濃茶点前

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よく点前の意味を理解している方はサラサラと本勝手と同じようにサラサラと点前されます。