東京はここ数日ですっかり秋めいてきて、過ごしやすい日が続いています。秋の花もたくさん出始めました。

都内では茶花を育てる庭や畑をもったり、借りたりすることはなかなか難しいので、茶花はプランターなどでベランダなどで育てる事が多いです。しかし地植えなら簡単に繁殖する株も、プランターでは土の力に限りがありますから肥料や水やりにかなりの手間がかかります。

僕も恵比寿で少しだけ植木鉢を玄関先に置いて育ててはいますが、恵比寿教室は南青山の花長さんに近いので、両忘会の茶花の多くは花長さんから購入しています。近くに本格的に茶花を扱う花屋があるのは、とても有り難い事です。

この日入れた花は
秋明菊
ホトトギス
藤袴
金水引
花入は釣鐘花入です

秋明菊は葉から離れて花がつきますから、秋明菊を主に持ってくると、添えも高くなりますね。かといって添えをあまり主に近くにすると、ワサワサした感じになり爽やかさが損なわれます。また、この日のように葉が多い花を合わせる時はどの葉を整理し、どの葉を残すかを考えることが必要です。後ろに添える金水引は後光のように散らしていれます。

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正面から見るとこういう具合になります。

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両忘会は今年になって新たな入会者が10名近くになりましたので、稽古茶会を行い、点前〜半東〜水屋の連携を再確認しあわせて客作法を学びなおす研究会を今月末に予定しています。
その際は、真台子を使う予定ですので、今月は
台子の点前を稽古しています。

写真のSYさんは、29年2月に入会して1年半少し。以前の茶歴は、入会の7年ほど前に僕が数ヶ月略盆点前を教えたことがある程度でしたが、入会以来熱心に稽古され、僅かの間に素晴らしい上達ぶりです。
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こちらはSCさん。ご出産をはさんで1年休会して復帰されました。葉月君1歳1ケ月を同伴して
稽古にいらしています。

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稽古中は、他の方が子供さんをみてくれます

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この日の薄茶は、菊の絵大棗を使いました。
点前では、指先を揃えること、伸ばすこと、無駄な力を入れないこと を重視しています。
すっと伸びた指先は綺麗です。


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台子薄茶点前の守雪さん。
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台子濃茶点前の守惠さん。
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両忘会では教室は3つありますが、恵比寿教室は点前をマンツーマンでしっかり教えます。千駄木教室、日本橋三越教室はグループレッスンで
式正の茶室を使った主客の連携を主体に教えています。

いずれのやり方も一長一短ありますから、月1〜2回を千駄木か日本橋三越教室で稽古し、残りの回数を恵比寿教室で点前の研鑽にあてるという組み合わせをお勧めしています。