日本橋三越本店カルチャーサロンクラスは毎月第4水曜なので、1月23日が稽古始めでした。

日本橋三越クラスは月一なので、茶話サロンのように稽古時間の前半は、その月の道具のお話やら、その道具にまつわる歴史・文化のお話を聞いて頂きながら、スタッフの一人が点前を展示するという要領です。点前はスタッフの展示点前は薄茶点前と濃茶点前を交互にしています。

この日掛けた軸は、稽古始めでもあり、御代替わりの年の正月でもありますから
高崎正風の和歌
明治23年 御歌会始めのお題 国の祝いに寄せて

もとすえの かわらぬ国は あずさゆみ
やしまのほかに あらじぞとおもう

わかりやすい和歌ですね。まさに御代替わりににぴったり。

初代お歌所所長の高崎正風は元薩摩藩士で会津藩と謀り長州を都から追放した8月18日の政変の立役者ですね。

入れた花は
玉ノ浦椿と白文字
萩焼耳付き花入にいれ
敷板は蛤端木地

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展示点前は守惠さん、この日は四方棚薄茶点前。主茶碗は朝日焼干支茶碗 朝日豊斎
棗は前端春斎の梅蒔絵大棗

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菓子は、鶴屋吉信製 花びら餅を縁高で。
縁高の扱いを説明中。

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スタッフは教授3人、準教授1人の計4人が入っていますので、生徒さんは稽古に集中して頂けます。

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話を聞いて頂きながら菓子と茶を頂き、茶碗・茶器、茶杓の拝見もして頂きます。
この日の茶杓は、僕の自作 山霞
やまがすみ は新古今和歌集 春の上 第一首からの歌銘


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後半は3つのグループに分かれて稽古します。
濃茶をしたい方は小間に移り、僕が濃茶点前と客作法をみています。

濃茶席に掛けたのは、肥後藩最期の藩主 細川護久公の姫 宣姫様11歳の新年の和歌

新玉の年立ち返り出る日の
のどかに照らす 春は来にけり

茶入は朝日焼 銘 陽光 武者小路千家先代お家元
有隣斎宗匠箱

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薄茶席では四方棚薄茶点前を守惠さんがみます。

略盆席では、みずほさんとゆみさんがマンツーマンで略盆点前や帛紗捌きをみます。

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最後に再度広間に集まって、質問などの確認を行います

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スタッフの守雪さんとみずほさんは着物の先生でもありますから、着物に関するご質問にも的確にお答えできます。